1968年。アポロ11号が月面着陸を果たす前年、
アメリカで『2001年宇宙の旅』という
SF映画が初公開されました。
映画監督スタンリーキュービックと、
小説家アーサー・C・クラークがアイデアを出し合い、
最初にクラークが小説にまとめ、
のちにキューブリックが脚本を執筆、映画化した
SFXの草分けとなる不朽の名作です。
この作中に登場する「時計」
これをキューブリック監督はハミルトンに依頼しました。
その理由は
「革新的で想像力に長けたハミルトンでなければ
2001年という未来の時計を作ることは難しく、
また具現化できない」との思いからでした。
この栄誉あるリクエストに応えて製作された時計は
地球時間と宇宙時間を知らせる2タイムゾーン
というアイデアも盛り込まれた
誰もが近未来を連想する形状を備えた時計でした。
時計の製作から40周年を迎えた今年、
いまなお多くの人々を魅了してやまない『2001年宇宙の旅』
への賞賛の証として、世界限定2001本で復刻されたのが
この時計「X-01(エックスーゼロワン)」です。
長谷川時計店では
おかげさまで、全国からたくさんのご予約を頂きました。
あの巨匠にして、あの名作に出演した時計ですから、
人気殺到とは思いましたが、
こんなに反響があるとは正直思いませんでした。
8月入荷予定です。
僅かですが、まだご予約も承れます。
なんだか夢のある素敵な時計ですよね。
私は映画には精通していませんが、
観るのは大好きです。
もう一度、時計に注目して
『2001年宇宙の旅』を観てみたいと思います。